今月はレゼンテーションについてのお話しです。東京オリンピック招致を巡り、
コンサルタント料がいろいろ話題になっています。IOC委員会の動向調査やロビー
活動のために支払ったと言われています。コンサルタントとは特定分野で専門的な
知識と経験を持って、顧客の問題に対して相談に応じたりアドバイスする人です。

2020年招致のIOC総会での日本のプレゼンテーションは「お・も・て・な・し」が
有名になりましたが、コンセプト作りやアピールはイギリス人コンサルタントの
ニック・バーリー氏の助言でした。バーリー氏は五輪招致戦略コンサルタントとして
有名で、今年のリオ・オリンピックや前のロンドンオリンピックでも活躍されて、
オリンピックの請負人と呼ばれています。

そのバーリー氏が明かす”良いプレゼン”とは、「自分が話したい事ではなく、
相手が聞きたいことを、相手の心に響くストーリー仕立てで話すことが大事」。
また”失敗するプレゼン3つの法則”とは、「1.自分の事ばかりをしゃべって
しまう、2.退屈させてしまう、3.リハーサルをしていない」だそうです。
人間は興味は5分しか持たず、スライドを使ったり映像を使ったり、話す人を
替えたりすることが効果的だそうです。

これはビジネス・パーソンにも当然当てはまるアドバイスで、資料作りはしっかり
やるが、リハーサルをしない人を多く見かけます。「パワーポイントのスライドを
説明すること」=「プレゼンテーション」となっていないでしょうか?スライドは
あくまで伝えたいことをよりわかりやすくするための補助にすぎません。伝える
目的をきちんと果たすためには、プレゼンテーション・スキルが必須ですね。

世界を動かすプレゼン力:http://pr.nhk-book.co.jp/nick_presentation/