今月は人工知能についてのお話しです。英語で(AI:Artificial Intelligence)と
呼ばれ、最近はコンピューターが将棋や囲碁で人間に勝ったり、ロボットが介護を
手伝ったり、自動運転車の研究や実験に関する話題が多くなりました。子供の頃に
テレビや映画で観ていた将来が少しづつ現実の世界になりつつあります。

いろいろ便利になって良さそうですが、実は我々の仕事を奪う事の懸念もあります。
さまざまな機関で「機械や人工知能に代わられる職業」が発表されています。
電話営業員、タクシー運転手、法律事務所の事務員、不動産ブローカー、レジ係、
経理担当者、小売り営業員、医療事務員、ローン審査員などなど。逆に生き残る
仕事としては、小学校の先生、心理カウンセラー、人事マネージャー、栄養士、
看護師、外科医、マーケティング責任者、経営者などなど。

英オックスフォード大学でAIの研究を行うマイケル・A・オズボーン准教授は、
人間が行う仕事の約半分が機械に奪われると非常に衝撃的な予測をしています。
メディアの世界ではネット上に情報が氾濫しており、それらのビッグデータから
最新の情報をピックアップしてくれば、新聞や雑誌よりタイムリーで精度が高く、
ピンポイントなニュースが提供できるようになりました。そのため米国では新聞の
購読数が激減しているそうで、編集に携わる人に危機感が広がっています。

幸いロボットやコンピュータはクリエイティブな作業は苦手です。今後は機械に
できる仕事は機械に任せて、余裕が出た時間でよりクリエイティブなことに集中し
新しいスキルや知性を磨くことが来るべき世界で生き残るポイントになりそうです。
また、最後まで人間がしなければならないことは対面コミュニケーションでしょう。
連続的な心の変化を細やかに伝えるコミュニケ―ションは人間にしかできないと
言われています。皮肉なことにIT機器の発達によって人間にしかできない対面
コミュニケーション力が低下しています。職場での部下・後輩育成に必須の
コミュニケーション力を鍛える必要がありそうです。

日経BP社:10年後になくなる仕事、残る仕事 あなたの仕事は?
(http://spotlight-media.jp/article/209098529509153603)