今月は「最近のコンビニ事情」についてのお話しです。セブンイレブンなど国内の
大手5社は、経済産業省が一体となって2025年をめどにコンビニ全57,000店に
無人レジを導入する方向で動き始めました。スーパーなどでは既に消費者自らが
会計するセルフレジはありましたが、コンビニ業界としては初の取り組みです。
導入の理由は、少子高齢化によってアルバイト、パートタイマーなどの人不足が
深刻化していることが挙げられます。

仕組みとしては、商品の情報を瞬時に読み取るICタグ技術を活用します。セルフ
レジ台に読み取り機能を搭載し、カゴに入れた商品を置くだけで会計ができます。
サービスの効率化が図れて、コンビニの今後の形が変わっていく可能性があります。
ICタグをすべての商品に埋め込むので、どれだけICチップのコストが安くなるか
今後の普及のポイントです。

またセブンイレブンは東村山市の団地の1階に出展しました。高齢者が多い団地で
電球や網戸の取り換え、粗大ごみ出しの受付を行い専門業者に委託します。将来は
セブンイレブンがそれらのサービスを自社で提供します。この店舗はバイト店員の
ほとんどが団地の住人で、主婦が家の真下で働けるなど新しい雇用の創出に役立つ
仕組みです。生野菜や惣菜などの日用品が多く、スーパーの代わりにもなり、今後
全国の100団地で展開を予定しています。

実はネット通販大手のアマゾンが、アメリカで無人コンビニのモデル・ケースを
発表しています。入店時にスマホを機械にかざし、店の棚から商品を自分の鞄に
入れて店を出るだけで会計が済むとのこと。またアマゾンは4月21日から港区、
江東区など都内6区域で野菜や鮮魚、肉など17,000点を最短4時間でデリバリー
サービスを開始しました。朝8時から深夜0時まで、6,000円以上購入の場合は
無料配送です。ネットとリアル店舗の新たなサービス合戦に目が離せませんね。

経済産業省(コンビニ電子タグ1000億枚宣言):
http://www.meti.go.jp/press/2017/04/20170418005/20170418005.html
セブン-イレブン(団地内のコンビニ展開):
http://www.sej.co.jp/dbps_data/_material_/_files/000/000/019/547/JS.pdf
無人コンビニ「Amazon Go」:
http://diamond.jp/articles/-/114392
アマゾンフレッシュ:
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ21IRB_R20C17A4000000/