今月は社員を大事にする会社のお話です。電子デバイスのシステムなどを展開する
日立ハイテクノロジーズ社が集団の幸福感に相関する「組織活性度」を計測できる
ウエアラブルセンサを開発しました。社員などに名札型のセンサーを首からかけて
もらい、その動きや持続時間から組織の幸福感をハピネス度という指標で定量化
するそうです。

最近は社員を大事にする会社の話を耳にする機会が増えています。インターネット
サービスのGMOインターネットは世界一の社員食堂を目指す「シナジーカフェ」や
託児施設の「キッズルーム」を提供しています。シナジーカフェでは24時間無料で
飲食でき、有名店のシェフを招いたり、ホテルからの焼きたてパンや本格コーヒー
など至れり尽くせりです。
少し変わった取組として、鎌倉に本社のあるウェブ制作会社の面白法人カヤックは
社員が行ってみたい場所に行って仕事をする、「旅する支社」があります。ネットの
環境があれば仕事が出来るメリットを活かして、ハワイ・イタリア・ベトナム・
仙台・京都・伊豆などに2~3カ月滞在して仕事に集中するそうです。

日本経済新聞社と日経BP社は、日本の企業経営者や働き手に幅広くアンケートを
実施しました。(2015年1月5日朝刊7面)その結果によると、「自社の従業員が
仕事や働き方に満足している」と答えた経営者が89.2%でした。それに対して、
働き手側は56.0%でした。労働力人口が減少し自分の生活を重視する若者が増加
するなかで、社内の価値観を見直すことが必要になってきています。

前述の事例は儲けた利益を如何に社員へ分配するか、如何に社員のやる気を大切に
して社員の創意工夫を引き出すかなど、ベースアップ以外での取り組みです。この
様な制度によって従業員の満足度向上に加えて優秀な新入社員が入ってくる可能性も
アップするかもしれませんね。

日立ハイテクノロジーズ・新ウエアラブルセンサ:
 (http://www.hitachi-hightech.com/jp/about/news/2015/nr20150209.html/)
GMOインターネット・シナジーカフェ/キッズルーム:
 (https://www.gmo.jp/news/article/?id=3762)
面白法人カヤック・旅する支社:
 (http://www.kayac.com/company/institution/trip)