今月は日本生産性本部が実施したアンケートの気になる結果についてです。今年度の
女性新入社員で「管理職になりたくない」と答えた人が72.8%に上ったそうです。
その理由として38.9%が「自由な時間を持ちたい」、23.7%が「専門性の高い仕事が
したい」、そして15.3%が「重い責任のある仕事は避けたい」を挙げています。
ちなみに男性新入社員の34.5%も「管理職になりたくない」と回答しています。
一番多く挙がっている理由はやはり「自由な時間を持ちたい」(56.2%)でした。

内閣府の男女共同参画局は「すべての女性が輝く社会づくり本部」を設置しました。
また、政府は「女性役員・管理職の増加」を目指し、2020年に指導的地位に占める
女性の割合を30%にする目標を設定しました。昇進に消極的で出世だけが、活躍の
すべてではないという新入社員女性の意識との溝をどう埋めるかが、今後の課題に
なりそうです。

さらに全新入社員への「条件の良い会社があれば、さっさと移るほうが得だ」という
設問に対して、45.3%が「そう思う」と回答し、直近10年間で最高の数字でした。
二者択一の「残業は多いが、キャリア・専門能力が高められる職場」と「残業が
少なく、平日でも自分の時間を持て、趣味などに時間が使える職場」の問いには、
「残業が少ない職場」を選んだ人が70.1%でした。

私たちの世代からはすぐに理解することが難しい回答もあります。新人を育成する
立場にある私たちは、自分とは違いがあることを理解した上で対応することが大切
ですね。

日本生産性本部:http://activity.jpc-net.jp/detail/mdd/activity001430.html
内閣府男女共同参画局:http://www.gender.go.jp/policy/sokushin/sokushin.html