今月は資格試験についてのお話です。日本経済新聞と日経HRが共同で調査した、
「新たに取得したいビジネス関連資格」では中小企業診断士が首位になりました。
続いて英語能力テストのTOIECやTOEFL、宅地建物取引士、日商簿記など実用性の
高い資格でした。資格取得の目的は知識やスキルの証明が38.8%と最も多く、
続いて将来のキャリア・アップのためが28.0%でした。

難関な資格の取得には2年以上の長期計画を立てている人も多く、学費の援助や
報奨金、資格手当の支給などがある勤務先もあるそうです。苦労して資格を取り
年収のアップにつながったと回答した人は8.3%で、増えた金額は10万円未満が
最多でした。資格取得が直接的に給与に反映されているとは言い難い状況です。

資格には法令の定めにより業務独占できる国家資格(業務独占資格)と、その名称を
用いて業務を行うことが許される名称独占資格に分かれます。また一定の専門性を
有することを認定する民間資格もありますが、こちらは独占性が法令上は認められて
いません。取得後の資格への満足度やコスト・パフォーマンスは士業など専門性が
あれば高い傾向にあります。

前年の6位から1位になった中小企業診断士は経営コンサルタントの国家資格です。
ビジネスや経営全般に関わる知識を身に付けることができるため、昇格や独立への
備えとして取得するなど幅広い業種で人気が高まっています。将来に不安を感じる
会社員などが増えている表れかもしれませんね。
なお弊社の”企業内大学”ではMBAで履修するアカデミック理論の代表的な科目を、
ビジネスに直結するさまざまな内容を盛り込み体系立てて分かり易く学べるように
しています。

日本経済新聞:「中小企業診断士トップに」
http://www.nikkei.com/article/DGKKZO95983880R10C16A1TQ4000/