管理職のためのハラスメント防止研修
全国的にハラスメント、特にパワハラの相談件数が増え続けています。厚生労働省によると、2021年度の労働相談内容の内訳は、パワーハラスメントにあたる「いじめ、嫌がらせ」がトップ。2012年度以来、不動の首位をキープしています。ハラスメントが与える職場への打撃は深刻なものとなっています。これは単なる個人の資質による問題ではなく、組織として体系的に解決すべき組織環境の問題です。組織での対策は万全ですか?ハラスメントは働く人の意欲、組織の成果に大きな影響を与えます。この機会に基本を学び、ハラスメントしません!させません!を実現しましょう。
研修の目的
管理職はハラスメント問題の予防と解決におけるキーパーソンです。管理職に必要なハラスメントに関する基本知識を習得します。
特に部下を育成する役割を担っている管理職がどのように部下を認めればよいのか、どのように改善点を伝えれば部下はやる気になるのかなどハラスメントにならない部下育成についてワークをしながら習得します。
部下の意欲が増すなど、ハラスメント防止以上のプラスの効果が期待できます。
研修の概要
ハラスメントの現状を把握し、増え続ける背景を理解し、いったんハラスメントが起こるとどのような影響があるのかを知ります。パワーハラスメント、セクシュアルハラスメント、ジェンダーハラスメント、マタニティハラスメントに関する基本的な知識を習得し、その予防策を考えます。パワーハラスメントに関しては「パワハラにならない叱り方」を学びます。最後に自分がハラスメントしないために何をするか、自部署でハラスメントが起こらないようにするために何をするかを考えます。
※ 社会保険労務士の資格を持ち、公益財団法人21世紀職業財団認定のハラスメント防止コンサル
タントであり、一般社団法人アンガーマネジメント協会ファシリテーターである講師が担当します。
研修のプログラム例
1. ハラスメント認識度チェック
2. ハラスメントはなぜ問題か?
3. ハラスメントとは
・パワーハラスメント
・セクシャルハラスメント
・マタニティハラスメント
4. パワハラにならない部下育成のポイント
5. 部下から相談を受けたときの対応
6. 管理職の責務
【参考】裁判例
※ 研修プログラムはお客様ごとにカスタマイズいたします。
受講者の声 |
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